高校生のとき、点滅している横断歩道を自転車で渡った。
実際は赤だったのかもしれない。途端に白いセダンに乗ったおじさんから、あぶねーだろ!!と大声で怒鳴られた。びっくりするぐらいの大声で。見た目も明らかに危ないおじさんだった。
今思えば、それから点滅していたら次を待てるようになった気がする。おじさんに怒鳴られる恐怖を身体が覚えているのかもしれない。そのおじさんは普段から怒鳴るのだろう。その場を見た人は十中八九そう思うと思う。
だけど、そこまで考えていたらどうだろう。若者が危険な目に遭わないように。勇気を出して、大声で。同じ思いをさせないために。
実際に何を考えていたか分からないけど私は生きています。ありがとう。
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