子供と二人で出掛けることを”デート”と呼んでいる。これは相手が娘でも息子でも関係ない。
今日はそのデートの日。小6の娘が観たい映画へ行くことにした。
ランチはいつも通りの博多ラーメン。いっつも博多ラーメン。迷っても最後は博多ラーメン。それが愛おしい。
映画は「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」
作中に、大切なのは味ではなくて、それを誰と分かち合うか、といった一文があったが、これは最近自分が大切にしたいと思っていることだった。映画や小説には、こういった自分の心と向き合える瞬間が稀にあるからやめられない。
映画が終わると、おばさんを背負おうとしているこれまたおばさんが目に入った。車いすに移動させようとしているらしい。何か手伝いましょうか、と一言声を掛けたものの結局車いすが動かないように抑えておくことしかできなかった。こういうのは何が正解だったのか後悔が残る。でも声掛けできた自分を愛してあげよう。
その後、UFOキャッチャーをしたり、無印のビーズクッションを試してみたり、短い時間ではあったけど貴重な時間を過ごせた。
この子には本当に幸せになってほしい。
そしてこれからも”デート”をしましょう。また博多ラーメンでいいからさ。
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